2015年03月27日
マツノザイセンチュウ
本日は御殿場市の学校にて、松の剪定などを行いました。
今日は剪定のほかに、マツノザイセンチュウ(マツクイムシ)の予防のために、樹幹注入剤を施薬しました!


幹にドリルで穴を開けて、薬剤を挿し込みます!
施薬した結果、樹勢が良い木だと、三時間ほどで
薬が吸収されましたが、樹勢の悪い木では、一日かけても半分ほどしか吸収されませんでした。
やはり樹勢がよい木ほど、根からの吸水が盛んだと言うことになると思います。
…おい、ちょっと待て。牧野!
そもそもマツノザイセンチュウってなんだよ!
と思う方もいらっしゃると思うので、説明します。
マツノザイセンチュウとは北アメリカから、日本に入ってきたと言われている、松の害虫です。
この線虫が松の木に入りこむと、松枯れを起こします。
マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリという虫に寄生しています。
マツノマダラカミキリが松の新芽を食べる時に、松の木の中に入りこんでします!
…とにかく説明が長くなりそうなので、僕の勉強用の本に分かりやすいイラストがありましたので、ご参考にしてください!(笑)

ちなみに薬剤はネット等でも購入できますが、最近の樹木学では、樹幹注入剤の連続使用には、否定的です。
樹木に穴を開ける行為は、樹木の負担になり、吸収されにくい組織をつくります!
その繰り返しによって樹木は確実に弱ります!
木のためとはいえ、樹木は生き物だと言う、当たり前のことを忘れないようしたいですね!
以上 牧野でした。
http://iguchizouen.com/
今日は剪定のほかに、マツノザイセンチュウ(マツクイムシ)の予防のために、樹幹注入剤を施薬しました!


幹にドリルで穴を開けて、薬剤を挿し込みます!
施薬した結果、樹勢が良い木だと、三時間ほどで
薬が吸収されましたが、樹勢の悪い木では、一日かけても半分ほどしか吸収されませんでした。
やはり樹勢がよい木ほど、根からの吸水が盛んだと言うことになると思います。
…おい、ちょっと待て。牧野!
そもそもマツノザイセンチュウってなんだよ!
と思う方もいらっしゃると思うので、説明します。
マツノザイセンチュウとは北アメリカから、日本に入ってきたと言われている、松の害虫です。
この線虫が松の木に入りこむと、松枯れを起こします。
マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリという虫に寄生しています。
マツノマダラカミキリが松の新芽を食べる時に、松の木の中に入りこんでします!
…とにかく説明が長くなりそうなので、僕の勉強用の本に分かりやすいイラストがありましたので、ご参考にしてください!(笑)

ちなみに薬剤はネット等でも購入できますが、最近の樹木学では、樹幹注入剤の連続使用には、否定的です。
樹木に穴を開ける行為は、樹木の負担になり、吸収されにくい組織をつくります!
その繰り返しによって樹木は確実に弱ります!
木のためとはいえ、樹木は生き物だと言う、当たり前のことを忘れないようしたいですね!
以上 牧野でした。
http://iguchizouen.com/
Posted by makino at 22:07│Comments(0)
│庭、造園、植木、剪定