2015年03月03日

それでも生きる

本日は昨日に引き続き、沼津市にてお庭の手入れを行いました。
本日で無事手入れを終わらせる事ができました!
さてさて、お庭の隅っこに立派なタブの木がありました!
それでも生きる
それでも生きる
幹が大きく空洞化していて、ほぼ樹皮だけになっていましたが、元気に生長していました!
お宅の方の話だと、昔戦時中に焼夷弾(しょういだん)が落ちて、その戦火で焼けてしまって、空洞になってしまったとの事でした。
凄くないですか!?
この木はどんな時代の景色を見てきたのだろう?
と考えてしまいました。
傷を負ってなお力強く生きている姿は、さながら
名も無き銘木のように思えました!
専門的な話だと、昨日お話したような不定根が発生していないので、強度的にも、樹勢的にもやや不安なところがありました。
定期的な剪定によって、あまり枝葉を茂らせずにして、風当たりの負担を軽減してあげる事も、倒木を防ぐ一つの方法です!
身近に歴史を語ってくれる樹木たちを大切にして頂きたいですね!

以上 牧野でした。
http://iguchizouen.com/


同じカテゴリー(庭、造園、植木、剪定)の記事画像
自然の景色に学ぶが正解
丸太とハシゴがあれば
芽摘みで感じる季節
夏の色
ゴールが見えてからが長い
さぁ探検だ
同じカテゴリー(庭、造園、植木、剪定)の記事
 自然の景色に学ぶが正解 (2025-05-23 22:39)
 丸太とハシゴがあれば (2025-05-22 22:57)
 芽摘みで感じる季節 (2025-05-21 23:23)
 夏の色 (2025-05-19 21:24)
 ゴールが見えてからが長い (2025-05-14 22:57)
 さぁ探検だ (2025-05-08 23:05)

Posted by makino at 19:25│Comments(0)庭、造園、植木、剪定
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
それでも生きる
    コメント(0)